レンチキュラー

2005.09.16

"Striper"は、こう使う!?

さて、今回はStriperの使い方に付いてレポートしてみます。
Striperはフリーウエアでありレンチキュラー画像を生成するだけの最低限の機能しか備わっていないので事前にPhotoshopなどの画像処理ソフトを使い使用するレンズに応じた画像(ピクセル寸法)を作っておかなければならない。

※作者はあまり利口では無いので、以下勝手な解釈での使用方法となっており、本来の考え方とは違っている可能性があります。でも結果はうまく行ったので取りあえず参考までに。…保障はしません。(^^ゞ


では、前回のハコスカを例に…

●条件として
使用するレンズ幅は60LPI。(1インチに60本のレンズ)
レンズの向きは縦方向。
3D効果のための画像フレーム数は6枚。
完成品のサイズは、横4.5インチ×縦3.0インチ。

まずは、Striperを起動。…で、「ツール」→「仕上がりサイズと画像サイズの計算」で、下の窓が開きます。ここで条件とした数値をあてはめて元画像のサイズを算出します。
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この様に、レンズの種類、合成する枚数、完成品の大きさにより必要とする元画像のサイズが変わるので事前に算出しておくのである。
まぁ、特にこのウィンドウを使わなくても、
レンズの目幅×枚数×完成品サイズ(インチ)で計算できるので電卓とメモでも十分なんですけどね♪
60×6×4.5=1620ピクセル(横サイズ)
60×6×3.0=1080ピクセル(縦サイズ)…ってネ!(^^)

以上の考え方から、たとえば10枚使って完成サイズをB5相応の10×7インチとすると6000×4200ピクセルが6枚と言うとてつもなく大きなデータを扱う事になるので完成品を大きくしたい場合はマシンスペックにも注意しなければならない。

では、六角から書き出した6枚の画像をPhotoshop等を使い1620×1080ピクセルとなるようトリミングして保存。再びStriperを起動して6枚の画像を開きます。
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何だか分かり難い説明ですね。でも何回か使っている内に考え方が見えてくると思いますので、どうぞ一度チャレンジしてみて下さい。ただし、レンズはお買い求め頂かなければなりませんが…(^^ゞ

こちらでレンズの購入ができます。小ロットでの販売もしています。それとStriperの使い方も説明されています。

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また1つケンメリで作りました。慣れてきたせいか立体表現もうまくなったかな?と思います。後方の橋が本当に遠くにあるように見えます。
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ん?あちゃ~!左上の角にゴミが入ってしまいました~!これはもう、どうしようも出来ません。レンズを貼る時は気を付けなければなりませんね。(泣)
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2005.09.13

背景は風景写真で…

立体効果のレンチキュラー、他のクルマでも作っちゃおう!
今度はハコスカ、前回のアルピーヌと違い背景オブジェ、家や樹木は作ってない。他にいくつかある背景データの使いまわしも芸が無く、かといって新たに作る勢いも無い。

「う~ん、どうしよう?」

最近のカーモデの仕上げはPOV擬似HDRIレンダリングばかりで背景オブジェ作ってないんだよね。じゃぁ、レンダリングで6フレーム作っちゃえばと、思うんだけど、なにせ時間が掛かりすぎる。(※お気付きの方もおいででしょうがレンチキュラーは六角プレビュー画です。だから画像作りも簡単です。)

ん?そうだ!オブジェをいちいち作らなくても風景写真を貼り付けた壁をクルマの後方に置いてやればいいじゃん♪
で、こんな配置にして6フレームの画像を書き出した。
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よっしゃ~!見事な立体感!
へたにオブジェを作って並べるよりもいいんじゃない。
単なる平面画像なんだけど後方に配置したので視差の関係からかちゃんと建造物があるように見える。それと、すこしボカしておいたので被写界深度が浅い感じになって、よりクルマが浮き出て見えるのだ!
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↑Webじゃ立体感分かんないね。(^^ゞ

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2005.09.09

3D効果レンチキュラー。

前回は2Dチェンジング効果レンチキュラーを作ってみた。引き続き今回は3D効果のレンチキュラーに挑戦してみる。
チェンジングは複数の異なった画像が見る角度により切り替わるといったいわゆるアニメの様な感じであったのに対し3D効果は一つのシーンが3D、つまり立体的に見る事ができるのである。

そもそもこのレンチキュラーなるものに興味を持ったのはこの3D効果を試したいと言う思いからで、「これって、ひょっとして3DCGカーモデ画像で使えるんじゃない?」…てなわけです。

六角大王で作るクルマ達は全て3Dデータ、簡単に言うとパソコンの中にクルマが1台立体物として存在する、でもギャラリーでご覧頂くように出力画像は2Dの平面画像、そう、いくら立体データが在ろうとも見て頂く場合は全て単なる平面イラストなんだよね。
せっかく作った3Dのクルマ達、何としてでも立体に見てみたい。このレンチキュラーを使って自分でモデリングしたクルマ達を立体的に見るって、何かロマンじゃない?…f(^^)

では、Striperを使ってレンチ画像を作ってみよう。クルマはアルピーヌA110を使用、クルマと共に背景データも作ってあるので立体表現が出来るかと思う。
六角大王でシーンを作り手の平ツールで視点を移動しながら複数の画像を出力。枚数が多いほど立体効果が出るとの事だが、6フレームもあれば十分であろう。移動量は長年の勘に頼る。多からず少なからずってところです。移動の様子お分かりでしょうか?
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次に出力した6フレームをPhotoshopなど画像編集ソフトでトリミング、その場合各フレーム、クルマを中心にする。bup267
最初の画像はクルマが単に右から左へ移動しているのに対し、トリミング後は各フレーム、クルマを中心としたので景色が回っている感じですね。別の言い方をすれば、車の前でカメラを構え、少しづつ移動しながら6枚の写真を撮ったと言う考え方です。

これで準備完了。この6枚の画像を”Striper”で合成してレンチキュラー画像を生成します、完成品は横4.5インチ縦3インチ、レンズの方向は縦ラインです。ちなみに、画像編集ソフトで準備しておく画像のサイズ(pixel)は、レンズの幅、使用する枚数、完成品のサイズ等から予め算出しておかなければなりません。算出方法に関してはまた改めてレポートします。
さて、生成に要する時間はありません、適用ボタンを押した瞬間に出来上がりです。…で、この様な縦にギザギザの画像ができました。
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では、プリントしてレンチキュラーレンズを重ねます。ギザギザのボケた画像もレンズを通して見れば立体に見えるはずです。
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「おぉ!これは凄い!立体に見えるぅ~!ちゃんと家がクルマの後に建ってるぅ!フォグランプがこちらに飛び出てるぅ~。」←しばし感動である。

よし、このまま裏の粘着層フィルムを剥がして貼り付けよう。…これ、位置が少しでもずれると立体効果無くなっちゃうし、気泡が入らないように貼るのって厄介なんだよね。
剥離フィルムの縁を少し切っておいて位置を合わせて貼り付けてっと、裏返して残りのフィルムを剥がす。で、気泡が入らないように慎重にふちから圧着して…うまくいったかな?
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OK!バッチリできた!
ん?圧着したら更にくっきりと綺麗になったぞ!あのギザギザはどこ行っちゃたんだ?不思議だなぁ。
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いやぁ~、面白~い!ちょっとはまりそうです。♪
想像していたより仕上がりも良く、この立体感は不思議です。難を言うならもっと細い目のレンズの方がよりクオリティが上がるかな?(今回は60LPIを購入、今後75LPIも試したいと思う。)それと、仕上がりの様子をWebでお伝え出来ないのも残念です。

おまけ…
アルミ地のモダンな額に入れて我が家の玄関に飾ってやりました。いいでしょ♪(^^)
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次回は違うクルマで、もう少し具体的に”Striper”の使い方の説明をしようかと思います。

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2005.09.04

レンチキュラー。

レンチキュラーってあまり耳慣れない名称なのだが、ご存知だろうか?
表面がギザギザのアクリル板で角度により絵が動いたり立体に見えたりするあれ…って言えば大抵の方は一度は見た事ありますよね。
そう、今回はそのレンチキュラーなる物をこしらえてみようと、新たなチャレンジである。…暇人な者で、面白そうな事にすぐ飛びついてしまうのである。(^^ゞ

さて、VectorさんでStriperというフリーソフトを発見。このStriperはレンチキュラー画像を生成するソフトで、要するにこのソフトで生成した画像にレンチキュラーレンズ(ギザギザのアクリル板)を重ねて見ると絵が動いたり立体に見えたりするって寸法なのである。
レンズも色々種類がある。冒頭で”表面がギザギザ”と表記したが本来はかまぼこ状のレンズがが並んでいるのであって、1インチに75本のレンズの物が「75LPI」、60本のレンズで「60LPI」、40本で「40LPI」…と分類する。
という事で、別途レンズを用意しなければならなくて、それはこちらのサイトの通販で購入した。
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では、早速Striperを使ってみる。
生成できる画像は多画像が変化する「チェンジング効果」と立体に見える「3D効果」の2種類があり、まずは「チェンジング」に挑戦。

用意する画像は六角カーモデで描いたカウンタック、ガルウィングが開いたり閉じたりするよう3枚のイラストを使う。レンズは60LPIを使用。
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で、これが起動したStriperの入力画面。
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Striperを使いこなすには画像dpiや印刷解像度等、ある程度基本概念が理解できてないと戸惑うかもしれません。でも、ある法則を覚えれば問題なく使えます。(使用方法はこちらで詳しく説明しています。とても参考になります。)

生成するとこの様な画像ができあがります。
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プリントしてレンズに貼り付けます。レンズの裏は接着層になっているので位置を決めて貼り付けます。
チェンジングの場合、レンズの方向は横ラインです。
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やったー!出来ましたー♪
見る角度を変えるとガルウィングが開いたり閉じたりと…
完璧です。(^O^)/
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取りあえず手始めのチェンジング効果のレンチキュラー、サイズも3インチ×2インチの小振とはいえ、バッチリ出来て大満足である。
よぉ~し、次は立体に見える「3D効果」に挑戦!サイズももう少し大きくしてみます。

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